スマートフォンのカメラ機能を応用したストレスチェックアプリに対する個人的な見解です。
安定計測が可能な外部接続センサー(心電、心拍等)を用いずに、スマートフォンのカメラ機能だけでHRV(心拍変動解析)を行うアプリケーションの精度は著しく低いと考えております。すなわち測定結果があてにならないと言う事です。
必ず結果が間違っている。 と断定する事はできませんが、測定中に微動があればノイズとなり正しい解析はできません。
特に測定途中のデータ(波形等)を表示しないタイプのアプリケーションは正しく測定が行えたのかを判断する事が出来ません。
よって、測定結果は参考にすぎないとお考えいただいた方が良いと思います。
ただ、手軽にストレスチェックを行える利点はありますので、出来る限り測定中は指を動かさないように細心の注意をはかり目安として利用するのは良いと思います。
しかしながら精度的な限界がありますので、より正確な測定は専用の測定器で行う事を強く推奨いたします。
リンク先は最近見かけたので参考として紹介致しますが、上記の指摘内容はこちらの記事のアプリケーションに限った事ではありません。
参考リンク:http://techable.jp/archives/9670
携帯カメラに指先を当てるだけ「LIFE OPTIMIZER」疲労度計測アプリ | Techabletechable.jp より一部転載